■パオのオーディオ







パオのオーディオは相当に貧弱です。運転席より後ろに無理やりステーを介して、そして真裏には薄い鉄板という最悪に近い取り付け状態のスピーカーでは到底良い音は望めそうにありません。実際、車外に音が相当漏れているようで車内で聴く音量と外から聴こえる音量とでは大差ないのです。

ヘッドユニット・アンプ編
JVCの1DIN・アンプ内蔵ヘッドユニット。高級機・アンプは使用せず、最もベーシックなこの機種からスタートしましたが、現在はインテリアとのマッチング、そしてやはり音質的に不満があったので現在はナカミチHD−35とCDチェンジャーMB−9の組み合わせで鳴らしています。
デッドニング編

オーディオ環境を整えるという意味でも重要ですが、もともとつくりが簡素なので、エンジンノイズ、ロードノイズが盛大に進入します。快適なドライブ環境を創る意味でもデッドニングを行います。
スピーカー編

パオは標準(OP?)状態ではリヤスピーカーのみ装備されています。このリヤスピーカーを廃止してフロント2ウエイシステムを取り付けます。
最初はドア内張り穴あけ・インナー&アウターバッフルから始めますが、将来はドア内張り下部切断・スピーカーBOX作成を視野に入れています。
























ヘッドユニット

ヘッドユニット付けました。
ヘッドユニットを交換しました。Cアンプ内蔵デッキ、カロッツェリアDHE-P900です。アンプ内蔵オールインワン型のために接続するケーブルも少なく、その分不具合が出る確率も少ないと思ったのです。グライコ内蔵なので遊べます。DSP付きですが、中古品のため説明書が無く操作が全く分かりません。









デッドニング
車の性格上、非常に簡素なつくりになっているのですが、重くなって運動性能をスポイルしたくないので、最低限のデッドニングで済ませます。ロードノイズはタイヤハウス内から進入すると考えがちですが、実際はタイヤの振動が各アームやロッド類に伝わり、それが振動となって室内へ進入するそうです。制振にはレジェトレックス、防音、吸音にはフエルトやスポンジを使用します。ロードノイズ(振動)を遮断する目的でフロアパネルへのレジェトレックスの貼り付け、吸音を目的として内張り(プラスチック部)内側へのスポンジもしくはフエルトの貼り付けを行ってゆきます。またエンジンノイズが最も大きい騒音なので、なるべく車内へノイズが入らないように施工してみようと思います。ぼくは以前Z32を所有していたことがありますが、同じ3ドアハッチバックという構造のためか、良く似た設計です(発表年次も良く似ていますね)。エンジンルームの補機類もなんとなく見覚えがある連中がいたりします。
実際に施工してみると、かなりのレベルでノイズが低減されます。


今回は防音ではなく制振が目的なので、レジェトレックスを用意します。(yahoo!オークションにて単価1200円(50cm角)を7枚落札しました。市販品と比べて価格は1/3〜1/4くらいだと思います)施工は単に貼り付けるだけではなく、圧着する必要があります。ぼくは貼り付け後にプラスチックのヘラで表面を押さえつけ、レジェトレックスと鉄板とを密着させています。(2002.11.26)
とりあえず、最も広い面積の鉄板が露出しているトランク部分に貼ってみます。ここでは2.5枚使用しました。エンジンの振動とはほとんど無縁の部分なので、施工後もアイドリング状態や低速走行時は効果がわかりません。しかしいったん走り出し、スピードが乗ると明らかにロードノイズが減っていることがわかります。付近を叩いてゆくとサス取り付け部付近からサス(スプリング)の鳴きが聞こえますので、サスの取り付け部周辺への施工も効果的と思われます。(2002.11.26)
ステアリングシャフト、キーシリンダーにレジェトレックスを貼りこんでみました。貼る前はキーシリンダーに差し込んだキーが振動でガチャガチャ音を立てていましたが、施工後はとても静かになりました。ステアリングコラムを外して作業を行います。(2002.12.8)
Aピラー内側にもレジェトレックスを張り込みました。ここはエンジンルームからの振動を受けやすい部分ですが、面積が狭いせいか、あまり効果を感じることができませんでした。(2002.12.8)
わかりにくいですが、キックパネル部です。車の側面部分と、足を伸ばすと足があたる部分にタイヤハウスの出っ張りがあり、カーペットをちょっとめくると鉄板がむき出しになるのでそこへレジェトレックスを貼っています。とりあえずは簡単に貼れる部分にのみ施工していますが、カーペットを剥がしてもっと広い面積に貼ると絶大な効果が得られると思います。ダッシュボード裏にも鉄板が露出しているのでやはりレジェトレックスを貼ってみました。(2002.12.8)
(2003.1.5)
スピーカーをフロントへ設置したので、リヤスピーカーを取り外しました。クリップを外して内張りを手前に引けば外れます。スピーカーは画像のグレーの部分に納まっていますが、背面へ盛大に音が漏れます。おかげで車外へも音が筒抜けになってしまいます。
(2003.1.5)
レジェトレックスを貼りこんで行きます。車内と車外を隔てるものは内装パネルを除くと薄い鉄板1枚のみなので、ここは前面に貼りたいところですが、手持ちのレジェトレックスが少なくなってきたので鉄板を叩きながら良く鳴いている部分に貼ってゆきます。パオのマフラーは薄いので共振しやすく、またパイプからもかなりの音量が漏れているものと思われます。リヤシートを外した状態でエンジンを始動すると相当に排気音が車内に進入しますので、フロアの防音対策は効果があると思います。
(2003.1.5)
その後、フエルトを貼ります。レジェトレックスで振動を抑え、フエルトで騒音を抑えます。ここはタイヤハウスのすぐ前でロードノイズを拾いやすい部分ですので、有効と思われます。作業中に風が吹いた時、このあたりに手を突っ込んでいると風を感じたので、どこかに隙間があるのでしょうね。





スピーカー


パオはリヤにスピーカーが内蔵されていますが、リヤスピーカーは使用しない方向でスピーカーを装着します。手持ちのスピーカーでなんとか生き残っている、音がまともに出るユニットを探します。個人的には画像のJVC製のウーファー、ツイーターのペアが気に入っているのですが、年季が入っているのですでにエッジ部がボロボロです。ぼくにはエッジ張替えの技術が無いので、エッジ張替えをマスターするまでは別のウーファー部を使用するか、まったく他のものを使用するか、考えています

13cmくらいの手ごろなサイズで余っているウーファーが無かったので、今回は新たに10cm(SONY)のウーファーを試してみることにしました。(2002.11.28)
内張りを円状にカットし、ブチルを介して2枚のMDFで内張りをサンドイッチ、その上にスピーカーユニットをブチルを使い貼り付け、その上にスピーカーの保護・防振目的でMDFを被せ、その全てをボルトで共締めしています。
スピーカーをマウントしているMDF(裏側)はドアパネルにブチル接着しています。
2002.12.30
ドアにスピーカーをインストールします。まず、ドアパネルを外します(これが結構やっかいです。ぼくが最も嫌う作業項目です)。見えているネジを全て外し、ドアポケットのメクラブタの下のネジも外します。その後ウインドウを上げ下げするクランクの付け根(ドア内張りとクランクのシャフトの間に見える)にあるピンを先の細いラジオペンチなどで引っこ抜いてクランクを外します。)これでもう引っかかっているものは何も無いので内張りを威勢良く上に持ち上げて外します。画像はスピーカーをはめ込むのに必要なサイズの円をホットナイフで切ったところです。この後カッター、ヤスリで断面を整えます。
2002.12.30
こちらは車両側です。パオは隙間風がひどいので、隙間を全て塞いでしまいました。ぼくはこのように制振材をドア(やスピーカー周り)に貼り付けるのは好きではありません。
理由はこちら
しかしそれを通り越して隙間風がひどいので、やむなくレジェトレックスを貼りこみました。おかげで快適に暖房が効いています。(今は冬ですが、夏でもきっとクーラーが効きやすいでしょう)

2002.12.30
外した内張りの裏側です。画像のようにミクロンウールを張り込んで吸音を狙っています。ミクロンウールは製品状態ではぶ厚いですが、ぼくは薄く裂いて、画像左下の缶入りスプレー糊で貼り付けています。丸く空いている穴がスピーカーを取りつける部分です。上記の制振と相まって、ドア開閉時の音がやや重厚になりました。
2002.12.30
これが完成状態のスピーカー。構造は上記構成図のままですが、バッフルの背面に片側4個づつ足を作ってドア(鉄板)にブチル接着しています。内張り〜鉄板までのクリアランスはほんとうに狭くなっていますので、あまり直径の大きな、マグネットの厚いスピーカー入らないと思います。ネオジウムマグネットなどを使用した、背面スペースの容積が小さなスピーカーが良いかもしれませんね。
ドアを開閉するクランクの作動クリアランスを考えて取り付ける必要があります。