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ハ−レ−ダビッドソン&マルボロマン
 
すこし前の映画に「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」という映画があります。彼自身ハーレーのコレクターでもあるミッキーローク主演の映画ですが、アメリカンバイクのカスタムの見本にもなったほどすばらしいハーレーが登場します。映画の内容はさておき、映画のはじめの10分くらいがぼくが今まで観た映画の中では最も格好よかったことを記憶しています。



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生きてこそ(ALIVE)


実話をもとにして製作された映画で、簡単に言うと飛行機がアンデス山中に墜落し、生き残った乗客が生き残る術を模索するという話です。生きるために死者の人肉を食べるのか、人道を優先し餓死をえらぶのか、また山中に留まりあてのない救助を待つのか、それとも自力でアンデスを越えるのか、ひとつひとつの選択にまさに生死がかかっており、ずいぶん考えさせられる映画です。有名どころが出演していないのでヒットには至りませんでしたが確実に心に残る一本で、いちばん印象に残っているのがこの台詞です。
「出発しよう、カネッサ。ぼくたちが獣になってしまう前に.....。」



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マトリックス(MATRIX)


いまさら説明も不要なのでぼくが感じたことをちょっと書いてみようと思います。劇中では人間がコンピューターの動力源としてケーブルを介してコンピューターへと接続されていますが、ぼくの目にはこれが「ネクタイにより経済へと接続されている現代人」のメタファーとして映ったのです。人類は円滑な生活の為に経済を作り出しましたが、いまや逆にその経済に生活を支配されてしまい、(一般的な)サラリーマンにとってはネクタイを拒否することは即ち経済=社会からドロップアウトしてしまうことを意味する、そんなメタファーにも思えたのです。ちょうどギブスンが「スキズマトリックス」で描き出した世界のように。



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初恋の来た道(2000?中国)
現代は「家に帰る」という意味のタイトルだったと思いますが、日本語のこのタイトルの方がぼくは映画の印象にはぴったりだと思います。ぼくは、正直なところこの手の「低予算、アジア系」映画はあまり好きではなく、この映画についてはそのタイトルや、チャン・イーモウが監督をしているということくらいしか予備知識はありませんでした。この作品を初めて見たのは中国へ向かう飛行機の中で、もしこのとき無料で機内上映されていなければ、ぼくは後日自分のお金を払ってまで見ようとは絶対しなかったと思うので、永遠にこの映画を観る機会を得なかったと思います。それくらい事前には興味を持っていなかった作品なのですが、観たあととなっては、もしもあなたにたいせつな人がいるのなら、いやいなくても必ず観るべきだとぼくは今、断言できます。その映像の美しさを再現するためにぜひDVDでの鑑賞をお勧めします。この作品内での出来事はかつての(今でも?)中国の寒村ではよく見られた、ありふれた事件だったのかもしれませんが、ぼくの中国、また中国映画に対する認識が大きく変化しました。



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チェンジング・レーン(2003?USA)

ありがちな「本意ではない自分の悪行に悔いて自分の行いを正す」系の内容ですが、最後のあたりに非常に興味深いセリフがありました。もしも違う選択をしていたなら、今と違う人生を歩めたかもしれない、そんな例えを現したセリフだったのですが、「ある夏の日、ぼくは妻や子供と一緒に海水浴に行くとする。ぼくは海に入ろうとするけれど、水が冷たくて波打ち際で立ち止まってしまう。ふと横を見ると、かわいい娘がぼくと同じように立ち止まっている。目が合って、ぼくがその娘に名前を尋ねるだけでその娘はぼくのものになる。そして、ぼくとその娘は(妻と子供を捨てて)浜辺を去る。」という内容のものです。やっぱり長い間生きていると自分を縛るものがたくさん出てきて(社会的立場や家庭的立場など)、思い切った選択ができない場合が増えてきます。そうやって人間は年を取ってゆくわけですが、ぼくはたったひとつだけ、もしもあの時違う選択をしていたら、と今でも非常に強く悔やむことがあります。そういった経験があってからは、それがリスクの大きい選択であっても将来悔やまないような行動を取るように心がけています。




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ストレイト・ストーリー(1999 USA)

この手の話なのになぜか監督デヴィッド・リンチ、日本での書籍出版にあたっては翻訳・村上龍、という異色の事柄だらけの「ストレイト・ストーリー」。早い話がロードムービーです。非常に地味ですが、片時たりとも目を離すことができませんでした。ひとことひとことのセリフの意味があまりに重く、その短いセリフにはしっかりと感情が込められているからです。主人公とぼくとではあまりに環境や年齢が違いすぎますが、その気持ちが不思議と良く理解できるような気がしました。監督が表現したかったことがほんとうに伝わってくる、良い映画だと思います。





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ポルシェ、フェラーリ、NSX、GT-R


ぼくが以前日産車やホンダ車を好んで所有していたことから、よく周囲からはGTーRは購入しないのか?NSXは?という質問をよく受けます。 しかし、ぼくはいつもその質問にNO、と答えるのです。かつてはこの2車は世界でも最高水準の走行性能を誇った車でした。これらが登場した1989年は日本の自動車にとって記念すべき年でもあり、この2車のほかにもフェアレディZ、マツダロードスター、セルシオという世界に影響をあたえる名車たちが登場した、または発表された年ですGTーRはポルシェが”高価になりすぎるため”市販車に採用できなかったトルクスプリット4WDを搭載、NSXにいたっては総アルミボディという類をみない造りでデビューしました。あれから10年以上がたち、フェラーリは精度の高い工作機械を(日本製らしいです)揃え、工業製品としての信頼性を大幅に増してきました。空力にいたっても大したものでモデナでは200km時のリヤの揚力は26kgだそうです。ポルシェはついに水冷へと進化し、996ターボの4WDシステムはその重量を55kgにまで軽量化されています。空力はモデナよりもすばらしく200km時にはリヤの揚力はー6kg、305km時にはー9kgと発表されています。(以前ポルシェは空力が悪かったので、メーカーからの発表はなかった)それに対しGTーRは3世代目をむかえますが基本的な構造、エンジンは当時のままでです。NSXはわずかに進化しつつもやはり基本構造は同じで、当時売り物であったピュアスポーツでありながらもだれでも気軽に運転できるという点でもライバルに先行されています。マツダロードスターはもはや時代そのものに取り残され、フェアレディZも32型が生産終了となってしまいました。かつて世界の自動車メーカーの指標となったこれらの車たちはいつの間にか時代の流れに取り残され、かつてのライバルたちはすでに手のとどかないところにまで行ってしまったのです。もちろん車自体に責任があるわけではりません。売れるものを延々とつくりつづけるメーカー、高速道路の100km規制、3年の車検で多くの人が車を乗り換えるというサイクルなど消費者側にもさまざまな問題があり、研究開発にかける人材/費用にも制限があるのです。しかしながら日本の自動車メーカーの基準では成り立たないとされる生産台数と車種の少なさであれほどの車を世に送りだすポルシェ、フェラーリには感嘆を覚えます。



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車のある風景1 日産フェアレディ300ZX


Z32型フェアレディが販売を開始された1990年始め、ぼくはちょうどイギリスへと旅立ちました。記録的な悪天候のため46時間もかけて到着したヒースロー空港もやはり曇り空、ぼくが初めて降り立つ異国の地にしてはあまりパっとしない天気でした。(のちのちこの台風の被害がもとでロイズ保険が倒産することになる)さあバスへ乗り込もうとしたそのときに現れたのが300ZX、しかもゴールドのボディカラーの一台だったのです。そのころまだ日本でも販売されておらず、ぼくはまるで宇宙船でも見るかのような気持ちで金色の貴婦人を眺めたものです。 それは周りにいた人たちも同じだったようで、隣にいた(たぶん)英国人紳士が「あれは君の国の車かい?」と尋ねてきました。ぼくがそうです、と答えると彼が『「ヨーロッパには君の国の車を見せてごらん、君の国の未来を占ってあげよう」という諺がある。あれは君の国そのものだ』と言ったことがとても誇らしく、後にも先にもぼくが日本人でよかったなあ、と思ったのはこの瞬間のみでした。そのときはまさか、5年後に新車でZを購入するとは夢にも思っていませんでしたが、めぐり合わせというのは不思議なものです。



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車のある風景2 アストンマーチン(形式不明)


ロンドンでは、ぼくは学生寮の空き部屋で暮らしていました。そこの寮長はイアンという名のアイルランド人でしたが、市内の案内がてらぼくを連れ出してくれたことがあります。 そのときに見かけたのがアストンマーチンでした。イアンは「あれは手作業で造るので月に7台しか造れないのだよ」と教えてくれ、「What a beautiful, beautifulcar.」と続けました。ぼくは初老の紳士が車に対して「Beautiful」という表現を、しかも2回も連続して使うことに軽い驚きをおぼえ、やはり同じようにアストンマーチンのボディラインには美しさを感じざるを得ませんでした。 彼は大変な車好きで、「日産」の発音が「ニッサン」(前にアクセントがある)が正しいのか、「ニッサン」(平坦な発音、日本式)が正しいのか、などという話をしたことが思い出されます。



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車のある風景3 BMW(たぶん5シリーズ)


同じくロンドン、ハイド・パークにて。ハイド・パークはロンドンの中心部にある非常に大きな公園で、中には大きな池があります。その池にはいろいろな鳥たちが住んでいて、周りの木々にはリスも住んでいます。そんな池のほとりに停車していたのがBMW5シリーズセダンでした。そのシーンがまるで自動車のカタログの1シーンのように美しく、ぼくは思わずシャッターを切ってしまいました。通常はこのような美しい公園の中に車が入り込むと違和感があり、とても自然と調和しているというイメージには程遠い(どちらかというと環境破壊っぽい)のですが、その車はまるで自然の一部のような佇まいを見せていました。ベーシックながら非常にデザインのレベルが高いBMWならではの風景だと思います。



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車のある風景4 フランスの走り屋


フランスに滞在していた時のことです。ぼくは最新の凱旋門の近くのホテルに宿泊していましたが、そこは夜間交通量が少ないためか現地の走り屋が夜な夜な出没するのです。日本で言えばフロントウインドウ上部に「PRIMO」とか大きなステッカーを貼ったシビックのような感じでルノーとかプジョーのハッチバック車がメイクスの巨大ステッカーを貼ってとんでもないスピードで走り抜けてゆきます。
ちょうどホテル前のトンネルを抜けたところが坂道の頂上になっており、「プウアアアアアン!」とF1ばりの音がしたかと思うと坂道をラリーカーのようにジャンプして駆け抜け、凱旋門の下を走り去って行くのです。1週間ほどの滞在でしたが、ぼくはまるで映画でも見ているかのような気持ちで毎晩駆け抜ける車たちを眺めていました。



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車のある風景5 Z32


グアムのショッピングモールにて。ぼくがショッピングモールからでてきて、ホテルとのシャトルバスを待つ間にふと駐車場に目をやると真っ赤な300ZX(Z32)が駐車していました。どうやらオーナーまだ買い物の途中のようで、それを良いことにその車を眺め回していたのですがとつぜん女性から声をかけられました。そのすてきな女性が目の前にあるZのオーナーだったのです。彼女は車と同じ色のノースリーブ、そしてブルージーンといった格好でした。(年齢30前くらい?)この色は新しく塗ったんですか、とぼくが尋ねると「そうよ、グランドエフェクト(エアロ)を付けるとき特別に塗ってもらったの。今は本土にホイールを注文しているところなの」と教えてくれました。ぼくも日本で同じ車に乗っているんですよ、と伝えましたが「280Z?」と言われてしまいました。いいえ、300ZXですよ。これと同じ車です、色は白ですが、とすぐに答えましたがどうも信じてもらえなかったようです。300ZXはアメリカではとても高価な車で、(当時の)ぼくの格好を見た彼女は、とてもぼくが300ZXを購入できるとは思えないと考えたようでした。それからぼくたちは日本ではUSA仕様にするのがZのトレンドなんですよ、とか日本ではこの車はフェアレディという名前だそうね、とかたわいもない話をしました。最後に、あなたと車の写真を撮っても良いですか、と尋ねると「私?私も撮るの?」と言いながら片手をフロントフェンダーに添えてポーズを決めた彼女。まるで一枚の絵のようでした。



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車のある風景6 ミラノにて


1995年にミラノを訪れました。当時はイタリア国内の車は、ほぼイタリアのメーカーが独占していて、街はフィアットかアルファロメオのみ、といった感じでした。しかしながらどの車も一様に汚く、それでも盗難が多いらしくて常にどこかでアラームが鳴り響いていました。さて、この街で印象に残ったのはポリスカーです。大きく「ポリツァイ」と書かれたアルファロメオ155がひとたび通報を受けるとサイレンを鳴り響かせながら稲妻のようにカッ飛んで行くのです。そのスピードの速いこと速いこと...。あれに追いかけられたらちょっと逃げ切れないな....というくらいの勢いで、あまりのカッコ良さに急にアルファロメオに対し興味が湧いてきました。いつかは言ってみたいですよね。「何に乗ってるの?」と聞かれたときに「アルファ・ロメオ」、と。
 



車のある風景7 Zとポルシェ


ずっと前、ぼくがフェアレディZ(Z32)に乗っていたころの事です。その日、ぼくは外出先でZを駐車していたのですが、用事を済ませた後に車のところまで戻ってみると真横に1台のポルシェが駐車していました。そのときぼくはポルシェなんて高価なだけで国産の方がずっと速い、国産車のほうが車としての性能は絶対上だと信じきっていました。しかしながら至近距離でZとポルシェが並んでいる光景をみたのはそのとき初めてで、ぼくは言葉ではうまくいいあらわせない衝撃を受けたことをいまでも良く憶えています。ポルシェはフェンダーやボンネットのチリが狭く完璧で、またパネル表面の微妙な曲面がとても美しく、それに対してぼくのZはそのポルシェとはとてもおなじ世界に属する製品とは認識できず、それまではあれほど美しいと感じていたボディも急に色あせて見えたのです。ポルシェが横に並んで初めて本能的に自分の車は「フェイクだ」、そう思ったのです。その後しばらくしてそのポルシェは993であること、ドアを閉める際には「カチン」と寸分の狂いもなく部品がかみ合った時のみ発することができる音がすることを知りました。
 

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バイクのある風景 ホンダ(レーサータイプ、形式不明)


これもやはりロンドンにて。よくスイス人のローリーとイタリア人のソプラーノとつるんでいたぼくですが、ソプラーノが急にバイクのディーラーの前で立ち止まるやいなや「ホンダだ!君は日本人だろ?ホンダ持っているか!?(Do you have a HONDA!?)」と聞いてきました。ぼくが残念ながら持っていない、と答えると「そうか、でもホンダは最高だ、日本に帰ったら絶対に買え!Buy a HONDA!!」と巻き舌でまくしたてるのです。ソプラーノは女性と見ると男連れでも声を掛けてしまうほどの女好きでしたが、ホンダを見ているときのソプラーノの顔は女性を見ているとき、いやそれ以上に輝いて見えました。どうもホンダやヤマハ、スズキなど日本の2輪はヨーロッパ、特にイタリアではとても人気が高く、その割に高価なのでとても現地の若者には手の届かない存在のようです。ディーラーでも日本のように路上にバイクを並べるのではなくショールーム内に綺麗に並べられ、スポットライトを浴びて燦然と輝いていました。ぼくの乗るマジェスティのようなスクーターもイタリアでは非常に人気が高く(確かにイタリアはスクーターだらけだった)スクーター市場の70%をイタリアが占めているそうです。




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国産車と外車


ホームページをご覧頂いた方からよく車を買おうと思うが、どれにしようか迷っている。というメールをいただきます。多くの方は国産から外車へとスイッチするさいに初めての外車だけれどメンテナンス費用が気になる、価格が国産に比べて高い、その割にスペックが貧弱、費用的に国産の新車か外車の中古にするか迷っている、という方に分類されるようです。ちなみに、ぼくは国産車派でもなく外車派でもありません。イイものはイイ。それだけです。ですから、外車は「味」があるなどと非科学的なことを述べる気はありません。その人が何を重要視しているかということで選択が変わってくると思います。

1.パワーが欲しい、速く走りたい
この場合は国産車でしょう。一部現行BMWの足回りは形式的には古いですが、最新のニッサン車のマルチリンクよりはずっとよく出来ています。シンプルですが軽量で、剛性が高く長年のノウハウが活かされており、ハンドリング面では国産車が追随できるレベルではありません。しかし、直線で国産2Lターボ車に抜かれるのはちょっとつらいですね...。ぼくは我慢ができません。我慢ができなかったのでボクスターSに買い換えてしまいました。(実際、国産ターボ勢に見合うパワーを持つ外車を購入しようと思うとかなりの出費を覚悟する必要があります....)

2.見栄をはりたい
この場合は外車です。間違いなく。見栄をはりたいという気持ち、他人に自分を良く見せたいという気持ちは重要です。恥ずかしいことでも卑しいことでもありません。その気持ちが人生をステップアップさせる原動力となるのです。多額のローンを抱えても外車を選ぶべきです。それだけの根性があれば借金などすぐに返せます。外車は高価ですが、明らかに実際の価格よりも高く見え、乗っている人のグレードまでも上げてくれる効果があります。ぼくもやはり見栄っ張りなので国産ハイパワー車(GT-RやRX-7)を選びませんでした....。今は金利が低いので銀行にお金を預けるより借金をして高価な買い物をした方が良いと思っています。特に自動車産業は裾野が広いので皆が高価な車を購入すると幅広い経済効果を生み、まわりまわって皆の所得が上がると思っています。銀行にお金を預けても経済はまわらず、それは「死んでいるお金」なのです。ですから無理をしてでも欲しい車を買ってそれに見合う自分になる努力をする、頭金を貯める、ローンを払う努力をすることが重要なので思い切って欲しい車を買ってはどうかと勧めています。お決まりの台詞で「国産車はすぐモデルチェンジしてしまうから、いつまでも魅力のあせない外車の方が良い」というものがありますが、今は経済的事情により国産車のほうがモデルライフが長くなってきており、また次のモデルチェンジまでは大きな手を入れない(サボる)ことが多いので(NSXやGT-Rなんかはずっと同じエンジンですよね、その間にポルシェやフェラーリは何世代進化してしまったことか...)どちらかというと外車のほうが頻繁に変更を繰り返しています。 車を出したら出しっぱなしの国産メーカーとは異なり外国の自動車メーカーはマーケットの動向に敏感なので(モデルイヤー制を採っているせいか)すぐにエンジン本体に手を入れたり、排気量を上げたり、装備を充実させたり、その割に価格を大幅に引き下げたりと一昨年前モデルのオーナーを悔しがらせる変更を行ってくれます。

ちなみに2002年2月現在、気になる車は.....。

ポルシェ カレラ4S(ちょっと高いが無理してでも買う価値はある...)
ニッサン R34GT-R(やっぱり気になる...)
ニッサン 350Z(ターボが出たら買うかも)
ニューミニ(クーパーSいいですよね)
トヨタ ソアラ(やっぱりすぐ飽きますかね..)
スマート(実は今いちばん欲しいかも)
ジャグワー XK8(大きすぎてガレージに入らない)

くらいでしょうか。
車を買ったことで人生が変わることもあります、思い切って買いましょう。




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車のボディカラーについて

車のボディカラーの選択。新車購入であれば必ずだれもが直面するであろう問題です。どんな車であろうとぼくがまず検討するのは「イエロー」です。イエローにもいろいろあります。日産の「インディイアンエローパール」。一時フェアレディZに設定があったカラーで、やや薄目のイエローにパールを乗せた、非常に上品な色です。車格にも見合っていました。スバルの「カシミヤイエロー」。これもエトロのストールにあるような淡く柔らかい印象のイエローですが、レガシィとマッチしていなかったのが残念です。BMWの「ダカールイエロー」。これもやや淡いイエローで良い色でしたが、E36世代のBMWには黒い樹脂部分が多かったので、それがかえって目立ってしまっていました。最近ではミニの「リキッドイエロー」も強すぎず弱すぎず良い色ですね。少し濃いめになると、日産のものに名前が似ていますがホンダにも「インディイエローパール」という色があります。これは上記の色と違い、かなり原色にちかい黄色です。そのほか「ど真ん中」的イエローにはマツダの「サンバーストイエロー」日産の「ライトニングイエロー」やトヨタの「スーパーブライトイエロー」があります。これらのイエローは個人的には車の色としてはあまり適さないと思っています。色が車に勝ってしまっているような気がするのです。ぼくのボクスターは「スピードイエロー」という色で、やや赤みがかった重い感じのイエローになります。ボクスターには以前「パステルイエロー」というきれいな色合いの薄いイエローの設定がありましたが、数年前からこのスピードイエローに変わりました。人気はイマイチですが、ミツビシ エアトレックに設定されているイエローも良い色ですね。ちなみにぼくのマジェスティは「レディッシュイエローカクテル」という色でかなりキツめのイエローにパールを乗せた、かなりハデな色です。
次に考えるのはブラック。しかもメタリックでなくソリッドのブラックです。これはかなり手入れが難しい色ではありますが、美しく磨き上げたボディが夕日を浴びている様はとても絵になると思っています。以前乗っていたBMW Z3は「コスモスブラック」。これはメタリックでした。ソリッドの黒が希望だったのですが、在庫がなく、妥協してしまったのです。しかし最後までこの妥協が尾を引いていたのでやはり本来欲しい色を購入することが一番と思います。
その次にホワイト。
ホワイトは車によって似合う似合わないがあるので慎重に検討する必要がありますが、個人的に好きな色合いはアイボリー系ではなく、ホワイトに少しだけ「青」や「黒」をたらした、青白いホワイトです。パールが乗っていればなお良いです。フェアレディは「プラチナホワイトパール」、マジェスティの外装をイエローにするまでは「シルキーホワイトパール」でした。ボクスターに設定のあるホワイトは現在「キャララホワイト」というすこしだけ黄色ががったホワイト、その前はもっとアイボリーっぽく(色名失念)、その前は青白い「グレッシャーホワイト」でした。現在このグレッシャーホワイトを選択できるのであれば、ボクスターもホワイトを購入していたかもしれませんね。ディアブロには「ビアンコフジ」というホワイトが一時設定されていました。(世界各地のサーキットの名前が付けられている)ホワイトは磨き傷が目立ちにくいというメリットがありますが、逆に磨き上げてもブラックのように美しく輝かないというデメリットもあります。アメリカ車にはキャデラックを中心にホワイトパールの設定がありますが、なぜか欧州車にはほとんどホワイトパールの設定が無いようです。(クーペフィアットの末期に設定があったくらい?)ほかにもボディカラーとして好きな色はワインレッドやダークグリーンですが、どう考えてもぼくに似合いそうになく、また落ち着きすぎているので今では検討の対象に加えていません。他にも購入対象の車以外であっても格好良い名前の色があるとついつい気になってしまいます。
「ボルケイノ」MGF、オレンジ。
「フェニックスイエロー」BMW M3、イエロー。
「エストリルブルー」同じくBMW、ブルー。
「ベイサイドブルー」日産GT−R、ブルー。これはとても良い色です。
「ヌヴォラパール」アルファロメオ、ぱっと見シルバーしかし如何とも表現しがたい色です...。
「フューチャーイエロー」フォルクスワーゲン、イエロー。
トヨタ センチュリーはたしか色の名前が「摩周」とか漢字を使った日本的な名前を付けていたと思いますが、車格や購入ターゲットをよく理解した設定だと思います。



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外車に乗って気をつけていること

  
ぼくは外車とは言ってもドイツ車しか所有したことはありませんが、やはり日本車とドイツ車は違います。どこが違うのか?
まず、日本車は(年式比較的新しい、ノーマルの状態では)全てにおいて安定しているということ。例えば、暑い日も寒い日も、ほとんど変わらないエンジンフィールを示します。エンジンやギヤボックスが暖まっていても、冷えたままでも同じようなシフトフィールです。ガソリンタンクの残量に関係なくいつでも変わらない操舵感や加速性を感じることができます。対してドイツ車はどうか...。エンジンが暖まっているか否かでかなりフィーリングが変わってきます。シフトもギヤボックス内の温度差が端的に現れます。同じようにアクセルやステアリングを操作してもガソリンの残量に応じて反応が変わります。その日によって各部のコンディションが変わります。ぼくはかなり神経質な質なので、そういった操作に対する違いがものすごく気になります。ギヤの入りが渋かったりエンジンの回転が重かったりすると、壊れたんじゃないか?と思ってしまうのです。最近では慣れてしまいましたが、ドイツ車は以上のようなこともあり、日本車よりも性能を発揮できるスイートスポットが狭いと思われるので慣らしや暖気はきっちりと行うように心がけていますが、逆に日本車は優秀だと改めて思い知らされます。車はゴムや金属やガラス、プラスチックなど異素材を使い、多くの部品を組み合わせて造られ、メカニカルな部分やエレクトリカルな部分が複雑に機能しあっているプロダクトです。これらがどのような条件の下でも正常に作動することがどんなに難しいか改めてドイツ車に乗ることでわかりました。しかしながら機械的な部分の精度や設計技術は外車の方が一歩上だと思います。サスペンション形式、これは日本車ではもう見かけなくなったセミトレーリングアーム式でも十分なロードホールディング性能を発揮できる車種もあります。日本車はどんどんリンクが増え複雑化していますが、やはりロードを「ホールド」する、といった感覚にはまだまだほど遠いと思います。またFR駆動の場合はプロペラシャフトがフロント〜リヤを貫通するためにシャシの設計時にそれを通すフロアトンネルを設ける必要がありますが、このフロアトンネルが走行後では日本車の場合はかなりの熱を持っているのです。対してドイツ車はあまり熱を持たず、エンジンを停止するとすぐに冷えます。おそらく日本車の場合はプロペラシャフトの回転部のフリクションが大きく、放熱性も悪いのだと思うので、ぼくはミッションオイルやデフオイルに気を使っています。条件差による作動フィーリングのちがいも人によりその感じ方は違い、またとらえ方も違うとは思いますが、個人的には日本車的なメンテナンスフリー、フールプルーフ的な感覚が好きです。日本にも思い切ったデザインを行う会社が出てくれば面白いと思います。
 



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あの金で何が買えたか


ぼくがボクスターを購入した金額に近い額で、他にどのような車が買えるのか?を検討してみます。
ボクスターは高価な車ですが、ぼく自身「高級車」という認識はありません。ポルシェ社が「必要」と考えるパッケージングで「必要」と考えるクオリティ、性能を満たすよう設計した結果、あの価格に達したのだと思います。「高額車」ではあっても「高級車」ではないと思います。
 
国産では
センチュリー938万円
NSX920万円
をのぞくと(多分)全て買えます。
トヨタ ソアラ ノーブルカラーエディション 630万円
トヨタ セルシオC仕様Fパッケージインテリアセレクション 732万円
日産 シーマ 450VIP 696万円
あたりが上記以外では最高価格帯ですが、これらも買えます。
 
外車はさすがにこうはゆきません。
アウディではA3からA6の3.0クワトロSE637万円まで買えます。TTクワトロも480万円なので購入可能です。さすがにフラッグシップのA8は970万円するので買えません。
BMWはM3を除く3シリーズ全てが購入できます。5シリーズは530iツーリングハイライン670万円まで、540になると800万円台に突入します。Mクーペ、Mロードスターも700万円なのでねらえます。X5は3.0の648万円まで、4Lモデルは800万円台です。
レンジローバーはベーシックなSEグレードだと795万円。
サーブはトップレンジの9−3エアロ2.0TSカブリオレ530、9−5エアロ2.3TSエステートまで手が届きます。
メルセデス・ベンツはAMG除くCクラス全て、CLKカブリオレアバンギャルド740万円もOK。Eクラスは320アバンギャルド710万円まで。500E870万円は買えません。SクラスはS320の800万円がもっとも安価なグレードなのでちょっと厳しいですね。
ジャガーはSタイプ4.2V8 745万円も射程圏内、XJスポーツ3.2V8 750万円も買えます。
アルファロメオはフラッグシップの166 3.0V6 24 スポルトロニック600万円も買えます。
ボルボはスポーツグレードのV70 T−5で575万円。
フォルクスワーゲンはルポ149万円からトップレンジのパサートV8 4モーション529万円までOK。
プジョーも106の225万円から607コンフォートの498万円までOKです。
ちょっとマニアックなところではロータスエクシージ680万円、エスプリは1180万円なので無理です。
さらにマニアックなTVRではタスカン スピードシックスが760万円、タモーラが690万円。
アルピナは3シリーズベースのMTモデル(3.3リムジン、クーペ、ツーリング)のみ購入可能。他は全て800万円以上の価格が付けられています。
 
買えない部類では
フェラーリ、これは一番安いモデルで1645万円(360モデナ)ものプライスタグを付けています。
ベントレー。アズール3950万円。
マセラティのベーシックモデルである3200GTアセットコルサは1145万円。
ロールスロイス コーニッシュ4250万円。
ランボルギーニ ムルシエラゴ 2550万円。
これらのメーカーは最廉価モデルですら購入することが出来ません。
 
どうでしょうか?ぼく自身ざっと調べてみて思ったよりも(車やブランドのイメージよりも)実際の価格が安いものもあればその逆もあります。個人的な感想ではジャガー、メルセデスはブランドイメージに比して安価だと感じます。
同じ価格帯同士でも乗り心地や豪華さではセルシオ、パサートW8が良いでしょうね。
どう猛なパワーが欲しければタスカンやタモーラ、ハンドリングを楽しみたければエクシージが良いのではないでしょうか。X5やレンジローバーも面白い選択です。


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セイコー・エアプロ

ここでは「SEKO AIRPRO(セイコー・エアプロ)」について述べてみます。1996年に初期モデルを購入して以来、未だにぼくを魅了し続ける時計です。マニアックな時計なので知らない人ももちろん多く、ぼく以外の人間が腕に付けているのを見たことがありません。電池交換するとなぜかいつもバネが1本余りますが、気にせず使っています。
 
ぼくの中にはアナログ的側面と非常にテクノロジー指向な側面とがありまして、それは持ち物にも反映されます。手巻き・自動巻きの時計もたくさん持っていますが、基本的にはデジタル時計好きです(それは、ぼくが中学生の頃に発売されたジウジアーロデザインの「SEIKOスピードマスター」に端を発します。あれがぼくにとってはじめて興味を覚えた時計でした)。かといって機能最優先のものはあまり好きではありませんし、あまりに斬新さばかりをアピールしたものも好きではありません。1990年代半ば頃からG-SHOCKが異常なブームとなり、二匹目のドジョウを狙ってアルバ・スプーンやシチズン・インディペンデント(思えばシチズンはかなりの数のブランドを投入してきましたね)、その他もろもろ群雄割拠状態の中に、「ALBA」ブランドではなく「SEIKO」ブランドとして1996年秋/冬から投入されたのが「エアプロ」です。ぼくはG-SHOCKには全く興味を示さなかったのですが、この「エアプロ」はぼくの心を捉えて離しませんでした。反転液晶や塗装仕上げのボディ、エア・チャンバー、マジックテープ、全てが斬新でデザイナーの魂すら感じられたこの時計。ポンプ+マジックテープという、ぼくが好きなアイテムの2段重ね(意味も無くポンプが好きで、リーボック・ポンプフューリーも良く買いました)。時計を腕に装着した後にポンプを押してエア・チャンバーに空気を送り込み腕と時計を圧着するという斬新なシステムにもかかわらず、不幸にも市場では人気を得られずに姿を消してしまいました。現在では入手が非常に困難な状態にあります。生産期間中はゲームソフトやTV、アパレルショップなどとのコラボモデルがたくさんリリースされました。下はだいたいの系譜です。ぼくの脳内メモリーによるもののみによって構成されていますので、たぶん何箇所か間違っていると(抜け落ちもあると)思います。
他のデジタル時計ではスントやSEIKO通称・メデューサ、カシオ・サイバークロス(セカンドモデル)などが好きです。
 
 
初代(1996年発売当時 定価21000円〜)
エッジの利いたボディに反転液晶パネル、変則フォントが特徴的。本体に塗装を施すという当時としては画期的な手法に衝撃を受けました。シリーズ通してぼくが一番好きなのは初代の「ホワイト」ですが、ポンプ部やエア抜きバルブのリングが外れやすく紛失したことがあります(お客様サービスセンターで購入可能)。ここはさすがにクレームが多かったパーツらしく、後々改良されました。エアプロは別注モデル作成にあたり塗装可能なパーツ、交換可能なパーツが多く、したがってコラボモデルの場合などは「これでもか」といわんばかりにあちこちカラー変更を行っています。そのため、本来のバランスのよさが損なわれている(ちぐはぐ)バージョンも多く、そのためSEIKOオリジナルのモデルの方がまとまりが良いと感じています。当時の流行に端を発するモード系の台頭を反映しモノカラーのモデルも追加されましたが、やはりファーストモデルの方に色濃くデザイナーのこだわりが息づいているように思います。
〜ラインナップ〜
スタンダード:ホワイト・イエロー・オレンジ(ベルトがグレーのものとブラックのものがある)・ブラック・ネイビー(バルブ改良型・後から追加?)
限定モデル:ウイリアムズF1(ホワイト・ネイビー単色)・ガンダム・カステルバジャック・長野オリンピック・その他ショップ別注他


ロボ・エア(1998年発売当時 定価21000円〜)
音声時刻報知機能の付いた"エアプロ・ロボエア"。さらに角ばったボディに小型の液晶、機械的なボイスで時刻などを知らせてくれます。初代と同じく塗装ボディですが、こちらは非防水、ストリートユースを念頭に置いているのでしょうか。ベルトはレザー、初代後半に追加されたモデル同様にモードを強く意識した結果と想像できます。当時の有力ブランドであったヘルムート・ラング、ダーク・ビッケンバーグ的なイメージを感じさせます。申し訳ないのですが、ぼく自身はあまりに市場に媚びたこのモデルに対し興味を覚えません。
〜ラインナップ〜
スタンダード:ホワイト・ブラック・シルバー・ゴールド
限定モデル:ショップ別注(ショップ名忘れました。ホワイトボディにボタンが赤)他

 
ミッド・エア(1998年発売当時 定価16800円〜)
塗装ボディを廃止し、一気に形状もコンセプトも変えてきた「ミッド・エア」。4段表示の大型マトリックス表示(同世代のスプーンと共用)を備えますが、さすがに「SEIKO」ブランドで販売するにあたり、アニメーション機能が追加されています。後にはケースが若干変更され、反転液晶、カラー液晶搭載モデルも追加。メニューモードで7種類のモードを一括表示でき、ワールドタイムモードでは、 世界主要38都市の時刻表示と主要28カ国の電話の国番号を見ることができます。ややカジュアルな印象があるものの、使い勝手ではNo.1のシリーズです。ぼくは普段、このシリーズを愛用しています。はじめはソリッドなモノカラーやシルバーで登場しましたが、後にケース形状を変更し迷彩カラーが登場します。初期モデルにも迷彩柄のパネルを使用したモデルが登場しているので、デザイナーの間では迷彩柄に対する憧憬のようなものがあったのでしょうか。
〜ラインナップ〜
スタンダード:単色(ブラック・ホワイト・イエロー・ブルー)・コンビシリーズのほかに青系・グレー系・サンド系の迷彩カラーあり。
限定モデル:モデル末期のため人気が下降しており、しかし少数ですが存在する模様です(チャンピオン別注など)。
 



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